1985/3/17放送されたNHK特集「焼き鳥までがタイ国産 〜当世にっぽん食卓事情〜」は、鶏肉の輸入が一気に増え始めた当時、タイで焼き鳥を加工して日本に輸入するある企業の取り組みを取材したものです。
日本国内で調達しようとすればできるけど、関税払っても総合的なコストが安いということでタイから日本に輸入するようになった。
現地の工場で加工までするんだが、加工時に切れ端が出てしまい、それを捨てるのがもったいないということで、焼き鳥に加工して日本に輸出したというわけです。
この当時、日本向けは上等品、タイで貿易摩擦・鶏肉関税引き下げデモが起こっていた。
鶏肉輸出は貿易摩擦の緩和に役に立ったが、それでもまだまだでした。
今はどうなっているのかな。気になるな。
中国の冷凍餃子に農薬が入っていた問題があり、このまま輸入に頼って良いのかと改めて考えさせられました。